1986年にサービスを開始したソフトウェアの自動販売機「ソフトベンダーTAKERU」(ブラザー工業)。1997年2月に最後の本体が撤去され、サービスを終了した。
初代の青い筐体、2代目の赤い筐体では、MSXのROMカートリッジにゲームソフトを書き込むことができた。
後に登場した黄色い筐体ではROMカートリッジ非対応となったが、MSX版のフロッピーディスク版のソフトが多数供給されたため、こちらを思い出す人も多いだろう。
ブラザーはソフトのラインアップを拡大するために同人ソフトに門戸を開いた。そのため、同人ソフトが多数存在するMSXにとっては、近所の店で、かつ安価に同人ソフトを購入できることで重宝された。
また、他機種からの移植希望を募り、実現したものをTAKERUで販売する企画も実施。そこで実現したのが多くのMSXユーザーが待望した「ソーサリアン」である。
ASCII.jp:今だから話せる!? 「中の人」が語るTAKERUの軌跡 (1/4)
ソフトベンダーTAKERU|ブラザーブランドストーリー|ブラザー (global.brother)
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