『MSXマガジン』『MSX・FAN』に次ぐ、第三の雑誌『MSX応援団』が大陸書房から創刊されたのは、1987年7月のことである。
わずか1年2か月で休刊してしまったため、情報は乏しい。ネットオークションでも価格が高騰しているという。
先行2誌との差別化を図るために、プログラムリストの掲載は少なく、まったくない号もあったという。また、サブカルチャー系のコラムが多かったとも。
短命に終わったが、一時期専門誌が3誌発行されていたというのはMSXがそれだけ世間に浸透していたことの証であり、「MSXの最盛期」はいつかと問われれば、この1987~88年頃であるというのがひとつの回答になるだろう。
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