「MSX・FAN」誌の休刊が決定し、MSXユーザーたちはつながりを求めるようになっていった。
全国各地で同人サークルが結成され、またユーザーたちはパソコン通信を利用して連絡をとるようになった。
1994年11月3日、MSX系サークル「PCCM」が主催するイベント「PCCM+MSXフェア」が開催された。会場は東京都北区の滝野川会館。
PCCMが開発したハードウェアの展示と、参加者たちによる交流がメインで、MSXの新規格に採用されなかった幻のVDP「V9990」を使った拡張カートリッジや、ジョイパッドを4個接続してゲームの対戦が可能な「忍者タップ」が展示されていた。
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