ライター・石井英男氏による西和彦氏への独占インタビュー記事が掲載された。
【インタビュー】西和彦、次世代MSXプロジェクト第1弾MSX0のすべてを語る – GAME Watch (impress.co.jp)
現在クラウドファンディングを実施している「MSX0 Stack」の仕様の詳細や、その後に予定されている「MSX0 Pro」「MSX3」などの構想も披露している。
「MSX0 Stack」に関する発言について、いくつか抜粋する。
- エミュレータはMSX2+までをサポート
- 動作速度はZ80A/4MHz相当。BASICコンパイラ(筆者注: MSXべーしっ君)もバンドルする。
- GroveセンサーやタッチパネルをBASICから制御する仕様については策定中。拡張しすぎると互換性が失われるので、トレードオフをどう考えるかが大きなテーマ。
- 開発はWindows PCのリモートデスクトップツール上で行う。ツールにもMSXエミュレータが搭載され、MSX0 Stackがなくても開発できる。ツールは無料で提供する。
- MSX0 Stackで書いたソフトウェアをM5StickやM5Stamp(筆者注: M5Stackよりさらに小型のIoT端末)で実行させるための実行モジュールを別途販売する予定。
- ゲームについてはプロジェクトEGGに一任している。
- SCC音源はコナミとの交渉次第。FM音源は開発中だが、IoT機器であるMSX0 Stackに搭載する予定はなし。次世代の「MSX0 Pro」に搭載する方向。
- 「MSX-Datapack」や、「MSXマガジン」のバックナンバーをデジタル化して無料で読めるようにする。
- クラウドファンディング終了後、Amazonやスイッチサイエンス(筆者注: M5Stackの代理店)でも購入できるようになる。
MSX0 Stackで伝説の8ビットMSXパソコンが甦り、IoT用コンピュータに – CAMPFIRE (キャンプファイヤー) (camp-fire.jp)
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