アスキーは家庭用8ビットパソコンの統一規格「MSX2」を機能強化した新仕様「MSX2+」を開発し、新仕様に基づくシステムソフトウェアと専用LSIをパソコンメーカー数社に対してOEMで供給を始めた。
(中略)
MSX最大手の松下電器産業やソニーなどが年末商戦にあわせて商品化を計画、アスキーによると価格も十万円以下になる見込みで、8ビット機市場で競合する日本電気の「PC8800シリーズ」にも「十分対抗できる」(西社長)とみている。
【出典】日経産業新聞 1998年9月3日付
ご存知の通り、MSX2+を発売したメーカーは松下・ソニー・三洋の3社にとどまり、PC-88の対抗馬とはなり得なかった。
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