MSX2の規格発表からおよそ1か月後の1985年6月、最初に発売された本体が東芝の「HX-23」と「HX-23F」。ブランドは「パソピアIQ」で、広告には岡田有希子が起用されていた。
前者はVRAM64KB搭載で99,800円、後者は128KB搭載で108,000円であった。
東芝は同年10月に「HX-33」「HX-34」を発売。
またこの頃、東芝はMSX2対応のCD-ROMシステムを開発したことを発表しており、翌86年には市販化を予定していたが、それ以降東芝のMSX2本体は発売されておらず、CD-ROMもまた幻となった。
東芝はMSX2の主要機能を1チップ化した「MSX-ENGINE」を開発。他メーカーにも供給しており、自ら本体を販売するのではなく、チップの供給に軸足を移したものと考えられる。
実はいちばん儲けた!? MSX陰の立役者はあのメーカーだった!:MSX30周年 – 週刊アスキー (ascii.jp)
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