コナミ制作アニメ『極上生徒会』に「スペースマンボウ」登場 (2005年)

2005年7月6日深夜にテレビ東京系列で放送された、アニメ『極上生徒会』の第14話「極貧生徒会」において、コナミのMSXゲーム「スペースマンボウ」のネタが取り上げられた。

この作品はコナミが企画したメディアミックス作品であり、エグゼクティブプロデューサーとして執行役員専務(のちに副社長)の永田昭彦氏がクレジットされている。

残念ながらストリーミングでは配信されていないため、鑑賞にはDVDを入手する必要がある。

テレビ東京・あにてれ 極上生徒会 (tv-tokyo.co.jp)

 

放送の2週間前にあたる6月23日に発売された、ニンテンドーDS用ソフト『がんばれゴエモン 東海道中 大江戸天狗り返しの巻』では、ゲームボーイアドバンス用ソフトを『傑作選!がんばれゴエモン ゆき姫とマッギネス』をスロットに差し込んでおくことによって、「スペースマンボウ」の1ステージが遊ぶことができた。いかにもMSXっぽいノリの隠し要素である。

【NDS裏技】がんばれゴエモン 東海道中大江戸天狗り返しの巻 (urawaza.in)

 

永田氏はプログラマーとしてMSXのゲーム開発に携わり、「けっきょく南極大冒険」のプログラムを一人で担当。後に開発部長となる。

「スペースマンボウ」については、当初アーケード版「サンダークロス」の移植を行っていたが、クオリティが低かったため1週間でキャラクターを差し替えたというエピソードが残る。

大阪ガスのCMにマンボウが起用されていたことからひらめいたとのことだが、当時の部下であった小島秀夫監督も「はぁ?」という感想だったという。

【参考】『MSX・FAN』1995年6月号、『MSXマガジン永久保存版3』

https://twitter.com/TECHNOuchi/status/1605060663818063872

 

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